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本日も、列車で女子旅 vol. 17 大分編

Day 2

山で空で色彩の魔術師と遊ぶ

やまなみハイウェイを通って湯布院へ

今回の旅のテーマは列車と「香り」。実は「におい」は、視覚でとらえる美しい色彩を表す言葉としても使われるという。2日目はそんな「におい」をたっぷり楽しむ。昨夜見た漆黒の空に広がる輝く星の色、早朝のかすんだ空からグラデーションに変化するブルー、「KIRIKABU HOUSE」で見た温かい木材の色、会席料理「山椒郎(さんしょうろう)」で食した色鮮やかな食材の「合わせ箱」……。自然の恵みをたっぷり感じられる色彩の数々。色彩の魔術師たちが、身近に感じられるのも大分の魅力。さぁ、「におい」をとらえた大分へ出掛けよう。

08:30 早朝乗馬(「ココペリウエスタンライディング」)

馬に乗って朝の風を肌で感じる。なんて素敵なんでしょ。馬の背中は想像以上に高くて、景色がぐっと広がる。「レゾネイトクラブくじゅう」では乗馬牧場「ココペリウエスタンライディング」の馬がホテルまで来て、早朝に乗馬を楽しめるのだ。冬の澄んだ空気のなか、ホテル敷地内の高台を約30分かけてホーストレッキング。朝の特別感を演出するのにおススメ!

インフォメーション
時間 10~17時、無休
アクセス 豊肥本線豊後竹田駅から車25分

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11:30 KIRIKABU HOUSE(道の駅 童話の里くす)

工業デザイナー・水戸岡鋭治(みとおか えいじ)氏が手掛けた展望休憩舎と聞けば、鉄分多めのワタシはココロときめく。そう、水戸岡さんは乗ってきた特急「ソニック」や、豪華列車「ななつ星 in 九州」などのデザインを手がけたデザイナーさんだ。レンタカーに乗り、絶景ルート「やまなみハイウェイ」で道の駅に向い、切株山の山頂に建つ「KIRIKABU HOUSE」へ。駅舎の休憩室を思わせる、ほっとした空間。陽だまりのなか、玖珠(くす)町の景色を眺めていると、列車にゆられているみたいでのんびりする。

インフォメーション
時間 11~15時、月・火曜休(雨天時は休館)
アクセス 久大本線豊後森駅から車15分

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13:00 さんしょうろう

大分には色彩の魔術師がいるに違いない。「合わせ箱」(2160円)を見て、食べて、唸る。色鮮やかな野菜たちの演出に箱のなかでいきいきと踊っているよう。自由に見える野菜の組み合わせは彩だけでなく、味の組み合わせも考え尽くされている。店主の新江憲一(しんえ けんいち)さんは豪華列車「ななつ星 in 九州」の料理の監修も務めた、九州料理界の巨匠。店の建築デザインを水戸岡さんが手掛けた空間で、ここはまさに「ななつ星」哲学の原点。

インフォメーション
時間 11時~L.O.14時、17時~L.O.21時、水曜休
アクセス 久大本線由布院駅から徒歩8分

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16:30 由布院駅

駅でレンタカーを返して、由布岳を眺めながらゆっくり町を散策。モダンなカフェ、新しいみやげ店に美術館……。立ち寄りながら駅に戻って、足湯に浸って帰りの特急「ゆふいんの森」を待つ。待合室はアートホールになっていて、無料でアートを鑑賞できる。毎月展示が替わるので、常に新しい作品と出合えるのもうれしい。

インフォメーション
由布院駅アートホール
時間 8時30分~19時、無休

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由布院駅足湯
時間 9~19時、無休

駅で足湯券(大人160円)の購入が必要。

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