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『途中下車! 青春18きっぷの旅 ~格安ワンダフル☆トリップ~』JR全線の快速&普通列車が普通車自由席に乗り放題の「青春18きっぷ」。ローカル線のワンダフル・トリップに、さあ、出かけましょう!

  • 名古屋発 1日で、親子で食べ歩く!大満腹の食べ放題行脚
  • 札幌発 1泊2日 道央・道南の大自然の中、爽快&痛快なスノーレジャー!
  • 大分発 1泊2日 親子揃って九州満喫!愉快に学べる○育スポットへ

『1日で土地土地の旬を食べ歩く。三重を巡る大満腹の食べ放題行脚』「美(うま)し国」と謳われる三重県は、伊勢神宮の神饌として供えられた海の幸や歴史ある土地柄ゆえの老舗の味など、おいしいものがいっぱいだ。さあ、大阪人もびっくりの名古屋発“日帰り食い倒れの旅”へ出発しよう。

獲れたてカキが食べ放題という感涙の店を鳥羽に発見!

 食べ放題2軒+食べ歩き+ティータイムを日帰りで楽しめるという「欲張りツアー」の出発は名古屋駅から。多気駅から参宮線に入り、臨時駅の池の浦シーサイドに差し掛かると、漁船が行き交う伊勢湾の絶景が! これから食べられる海の幸への期待も膨らむ。

 終着駅の鳥羽で降りたら、バスで「与吉屋」へ。この店は、なんと地元浦村産の焼きガキが食べ放題(平成21年は台風の影響で食べ放題は中止、焼きガキを1個100円で楽しめる)。1年間じっくり育てられたカキは生臭さがないうえ、獲れたてを食べられるので、カキが苦手な子供でもパクパクいけそう。カキ筏が浮かぶ生浦湾を眺めつつ、海の恵みを堪能したい。

 お次は伊勢市駅へ戻り、伊勢神宮内宮を目指す。平成25年の式年遷宮(しきねんせんぐう)に先立ち、11月に渡り始めが行なわれた宇治橋を渡って、内宮で親子仲良く初詣。初詣の後は、徒歩で「五十鈴川野遊びどころ」に向かおう。五十鈴川のゆるやかな流れを望める木造建築の同施設は、「野あそび棚」というカフェも併設しているので、ここで午後のティータイム。抹茶、番茶、煎茶のほか、珈琲やハーブティーなどから選べるホットドリンクを飲めば、体が内からポッカポカになる。 

伊勢の味覚を軽くつまんだら農場直送素材でさらなる“口福”を

 体が温まったら再び外に出て、「おかげ横丁」をぶらり。ここでの目的は土産の物色&食べ歩きだ。手に食べ歩き用のコロッケや団子を握りつつ、地元食材を使った干物屋やかまぼこ屋などを覗いていく。時雨煮の老舗「貝新」では手むきアサリの若炊きの実演販売(土・日曜・祝日限定)をしており、思わず唾をゴクリ。

 土産を探したら、各種催しも満喫したい。毎週土・日曜や祝日などに勇壮な太鼓を披露する「神恩太鼓」や子供も大好きな「横丁紙芝居」のほか、年末年始は正月の仕度市(12月5~28日)や新春郷土芸能の披露など、特別行事も多数開催される!

 大満足で「おかげ横丁」を発ち、最後に向かうは、津駅から行く「モクモク直営農場レストラン 風にふかれて」だ。約200年前の奈良の古民家を移築した趣ある同店の自慢は、なんといってもその食材。伊賀市にある直営農場から直送されてくるため、新鮮かつ安全な野菜や肉を堪能できるのだ。しかも、50種以上のメニューが揃うビュッフェで味わえるなんて、とっても贅沢。看板メニューである三重県在来種の大豆「鞆田2号」で作った豆腐のほか、冬なら農場直送のブロッコリーで作る「温野菜」「グラタン」などがおすすめだ。

 食べる量もスケジュールもボリューム満点の旅はこれにて終了。ごちそうさまでした!

旅のスケジュール

  駅名 時間 旅のひとことアドバイス
1日目 名古屋発 7:49 土・日曜のみ運行のJR快速みえ51号に乗って1本で鳥羽へ
鳥羽着 9:40 9:45発のバスで20分のカキ食べ放題「与吉屋(よきちや)」へ。獲れたてのカキを味わう。11:07のバスで鳥羽駅に戻る
鳥羽発 12:07 快速みえ10号に乗車
伊勢市着 12:20 バスで15分の「おかげ横丁」へ。紙芝居(土・日曜・祝日のみ)を親子で見たり、20年ぶりに架け替えられた宇治橋を渡り、伊勢神宮内宮へ。「おかげ横丁」から徒歩圏内の「五十鈴川野遊びどころ」で、ティータイムもおすすめ
伊勢市発 16:21  
津着 17:00 徒歩25分またはタクシーで5分の「モクモク直営農場レストラン 風にふかれて」で、地産地消のディナービュッフェを
津発 20:08 快速みえ24号に乗車
名古屋着 21:03  
イチオシ!ファミリースポット カキ食べ放題「与吉屋」
浦村で獲れたカキの焼きたてを食べ放題で楽しめる店(平成21年は焼きガキ1個100円)。カキ御飯とカキ汁に加え、生ガキまたはカキフライ(2個)もセットに付くので、あらゆる方向からカキの味覚を堪能できる。カキを使ったご当地バーガー「浦村かきドッグ」(250円)も人気。


鉄網とトタンの上で焼かれた、熱々のカキを堪能あれ。食べ放題は要予約。TEL. 0599-32-5520。10:00~14:00、12月28日~1月5日休。食べ放題60分大人2100円、子供1050円(3歳未満無料)


約2700坪の敷地に50軒もの店が並ぶ「おかげ横丁」。江戸から明治の伊勢路の建築物を移築・再現。TEL.0596-23-8838。9:30~17:00(店舗により異なる、年末年始は特別設定)、無休


「おかげ横丁」の団五郎茶屋中庭で口演される横丁紙芝居。演目は、おかげ横丁オリジナル「うさぎのまほろ」など。土・日曜・祝日の11:30~、13:30~、14:30~に開催。無料


「五十鈴川野遊びどころ」内のカフェで食べられる「和三盆と白豆のくるり」(200円)。ほうじ茶がサービスで付く。TEL.0596-25-2848。9:30~17:00(年末年始は特別設定)、無休


11月3日に渡り始めが行なわれた宇治橋。全長101.8m、幅8.42mで、木造橋としては国内最大規模だ。橋桁の構造や欄干の擬宝珠が美しい。伊勢神宮参拝時間は12月は5:00~17:00、1月は5:00~17:30(12月31日~1月6日は~22:00)


「風にふかれて」のビュッフェ。TEL.059-236-0909。11:00~15:00、17:30~22:00、第4水曜・年末年始休。ディナー大人2300円、50歳以上2150円、小学生1300円、3歳以上500円(ランチビュッフェは異なる)

旅のMEMO
観光の問合せ
伊勢市観光協会●TEL.0596-28-3705

文:鈴木健太 写真協力:カキ食べ放題「与吉屋」、おかげ横丁、伊勢福、神宮司庁広報室、伊賀の里
※掲載されているデータは平成21年12月現在のものです。



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