『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
「レール&レンタカーきっぷ」のご利用条件を満たす場合、JRの運賃・料金が割引となります。詳しくはこちら。
まずはインターネットにて、駅レンタカーの予約申込みをしてください。
【インターネット】https://www.ekiren.co.jp 【携帯電話】https://www.ekiren.co.jp/mobile
レンタカー代金のお支払いときっぷの購入は、全国のJRの駅や旅行会社で可能です。同時購入の場合に限ります。
下記の期間や一部の列車・設備は割引対象となりません。
[JR線の割引対象でない期間:4月27日~5月6日、8月11~20日、12月28日~1月6日]
雛祭りや桜並木などの春爛漫スポットから、復興グルメ、源泉かけ流しの湯、
世界遺産まで、彩り豊かなドライブコースが揃ったエリア。
レンタカーで足を延ばせば、今まで知らなかった東日本の魅力を見つけられそう!
掲載されているデータは平成29年2月現在のものです。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
長野県須坂市にある「世界の民俗人形博物館」では、同館の名誉館長で元・文化服装学院の名誉学院長である故・小池千枝さんから寄贈された、世界100数カ国の民俗人形約3000体を所蔵。五大陸ごとに民俗人形を展示する展示室をはじめ、館内の2フロアで、各国の個性ある人形を鑑賞できる。また、平成29年4月16日までは「三十段飾り 千体の雛祭り」を開催。館内に設置された高さ6メートル、30段の雛壇にはなんと1000体もの雛人形が並ぶ豪華絢爛さ! ハート型に並ぶぼんぼりが華やかさを添えている。
東北のド真ん中にあり、山形新幹線が停車する村山駅。そこからレンタカーで西に向かうこと10分、最上川沿いに見える温泉施設「クアハウス碁点」も春のドライブコースにおすすめだ。こちら、宿泊はもちろん、日帰り入浴も大歓迎。豊富な湯量を誇り、露天風呂は贅沢な源泉かけ流し。目の前を流れる悠久の最上川を眺めながら、のんびり長湯を楽しみたい。豊富な湯量の恩恵はSPAプールにも。水着着用で入るプールも温泉を使っているので、肌寒い春の日でも快適に泳げるのだ。ほかにも、岩盤浴やエステルームも完備。一日ゆっくり過ごせば、日頃お疲れの体もぽかぽかに癒されそう。
東日本大震災の翌年、平成24年に事業の“再開”とお客さまとの“再会”の願いを込めてオープンした、復興仮設店舗。「閖上の名産品を扱う水産加工品店や鮮魚店、精肉店、飲食店、酒店など約30店舗が元気に営業しています!」と名取市商工会の瀬戸茂光さん。食事処で名物の赤貝ほか新鮮魚介を味わうもよし、みやげに名産のセリや干物、地酒を買うのもまた楽し、なのだ。車で海側に10分の広浦沿いでは、毎週日曜と祝日に「ゆりあげ港朝市」を開催(6:00~13:00)。こちらでも地元の魚介や野菜が買えるので、ぜひ足を延ばしてほしい。
岩手県釜石市の山あいにある「橋野鉄鉱山」。平成27年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として世界文化遺産に登録された。「同鉱山は、日本に現存する最も古い高炉跡をはじめ、鉄鉱石の採掘から製錬まですべての工程を示す遺跡です。日本を近代国家に導いた『鉄のまち・釜石』の原点がここにあります」と釜石市総務企画部世界遺産室の佐々木育男さん。この橋野鉄鉱山の洋式高炉が成功し、のちの官営八幡製鐵所建設へ大きく貢献したという。「橋野鉄鉱山インフォメーションセンター」駐車場に車を停めたら、石組の高炉や水路などの遺構を徒歩でめぐり、日本の近代化遺産を肌で感じたい。見学の際は歩きやすい靴で回ろう。例年冬期は積雪のため見学は困難なので注意を。
栃木県宇都宮市の大谷町一帯は、江戸時代から建築材などに使用されてきた大谷石(おおやいし)の採掘地として有名。その地に構える古刹「大谷寺」本堂は、自然の岩陰を利用して建てられており、まるで巨大な岩壁に半分飲み込まれているかのよう。堂内には国の重要文化財に指定された磨崖仏(まがいぶつ)10体が自然の岩壁に彫られており、なかでもご本尊の千手観音はひと際美しい。柔らかな大谷石の岩壁に複雑な形を彫るという技には唸るばかりだ。弘仁元年(810)の弘法大師の作といわれ、かつては金箔で輝いていたという。県道188号を挟んで向かいにある、岩壁に彫られた高さ27メートルの平和観音もあわせて拝観したい。