『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
「レール&レンタカーきっぷ」のご利用条件を満たす場合、JRの運賃・料金が割引となります。詳しくはこちら。
まずはインターネットにて、駅レンタカーの予約申込みをしてください。
【インターネット】https://www.ekiren.co.jp 【携帯電話】https://www.ekiren.co.jp/mobile
レンタカー代金のお支払いときっぷの購入は、全国のJRの駅や旅行会社で可能です。同時購入の場合に限ります。
下記の期間や一部の列車・設備は割引対象となりません。
[JR線の割引対象でない期間:4月27日~5月6日、8月11~20日、12月28日~1月6日]
手付かずの自然が残るうえ、予讃線など海の近くを走る路線、山峡をゆく路線も多い四国。
JRとレンタカーをうまく組み合わせることで、いろんな絶景に出合うことができるのだ。
ワイルドロードを駅からレンタカーで行けば、四国随一の絶景が君を待つ!
掲載されているデータは平成29年2月現在のものです。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
平成17年のオープン以来、地元っ子に人気の日帰り温泉施設。直線を主に構成された美しい建物は、まるで現代アートの美術館のよう。が、「仏生山温泉」のすごさはその見た目だけにあらず。男女それぞれに備える内湯と、開放的な露天風呂はどれも源泉かけ流し。風呂に注がれるナトリウム?炭酸水素塩・塩化物泉の温泉は、美肌の湯として知られる重曹泉というのもうれしい。入浴すると湯のとろみに驚かされ、しばらくすると肌に気泡が! 成分濃厚な名湯に思わず「極楽、極楽?♪」。湯上り後は、併設の食堂でうどんやかき氷を味わい、一服するのが気持ちいいのだ。
幅が約1.3キロメートルしかなく、狭い海峡に勢いよく海水が入ってくることから、渦潮の巻く原因となる速い潮流が生まれる鳴門海峡。世界最大級といわれる鳴門の渦潮を間近で観賞できるのが、「うずしお観潮船」だ。揺れの少ない船でゆっくりと渦潮を見下ろしたいなら、大型観潮船「わんだーなると」がおすすめ。一方、水面下1メートルの展望室のガラス窓から、迫力ある海中の渦の姿を眺めたいなら小型水中観潮船「アクアエディ」(要予約)をチョイスしよう。いずれにせよ、大鳴門橋と渦潮の競演には、心躍ること間違いなし。潮見表をホームページでチェックして、大きな渦潮の見られる確率が高い、大潮の日時を狙ってみて。
瀬戸内海国立公園内にあり、風光明媚な琴弾公園。敷地内の有明浜には、白砂で造られた周囲345メートルにもおよぶ巨大な寛永通宝の銭形砂絵が! これは、寛永10年(1633)に讃岐高松藩藩主・生駒高俊(いこま たかとし)公を歓迎するために一夜にして造られたものといわれる。同園の展望台に上れば、その銭形砂絵と瀬戸内海を一望。有明浜と同園展望台は「日本の夕陽百選」にも選ばれており、その夕景はまた格別だ。緑色の光で幻想的に浮かぶ砂絵、その向こうに瀬戸内海に沈む夕日という華やかな色彩のショーは、息を?むほど美しい。春と秋の彼岸の頃は、沖にある伊吹島へ夕日が沈み有明浜に一直線に陽がさす、最高のサンセット観賞シーズンだ。
「夕やけこやけライン」の愛称をもつ国道378号を南下していくと現れるのが、「日本一海に近い駅」ともいわれる、下灘駅だ。四国北西の海岸沿いにあるこの無人駅は、すぐ目の前に伊予灘が広がり、駅舎越しの海、ホーム越しの海ともに絶景で、旅情を感じずにはいられない(実際、過去3回も「青春18きっぷ」ポスターのロケ地に選ばれた)。景色が西側に開けているので、その夕景のすばらしさたるや! 夕日に染まる壮大な伊予灘と、駅舎の素朴なシルエットは、ぜひカメラに収めておきたい。例年3月頃は、JR予讃線の土手に菜の花が咲くので、下灘駅までのドライブコースの車窓が一層華やぐ。
愛媛県と高知県の県境近く、標高200?1500メートルの急峻な斜面に人々が暮らす久万(くま)高原町中津地区。田畑の石積みなどが残る美しき山村の、最も華やぐ季節が春だ。国道33号を下り、国道沿いの案内板を目印に細い道をつづら折りに上っていくと、西村大師堂の立派なしだれ桜が! 樹齢約230年の老桜の足元に咲く菜の花が、しだれ桜の美しさを一層引き立てる(見頃は例年3月下旬?4月上旬)。「桜の開花に合わせて実施される中津さくらまつりでは、地元特産品や郷土料理を販売するほか、桜のライトアップも行ないます」と久万高原町企画観光課の川崎竜司さん。なお、国道33号沿いには桧垣桜(ひがきざくら)公園など桜の名所が点在するので、道々の観桜も楽しみたい。
日本最後の清流といわれる四万十川。その源流点が高知県西部の山あいにあるのをご存知だろうか。高知駅から高知自動車道などを通って向かうことおよそ100分、森の手前に源流の石碑を発見。車で行けるのはここまでなので、源流点までは徒歩で向かおう。苔むす森の中、おいしい空気を吸いながら歩けば心が清らかになる気分。道標に従い歩くこと25分、源流点を示す白い標柱が! あちこちの岩々から水滴があふれ出て、岩の間に水が流れているのがわかる。この水滴の一粒一粒が集まり、はるか196キロメートル先の河口をめざす大河になると思うと感動もひとしおだ。源流点をめざす際は、山の中を歩きやすい恰好で。また、道路状況が変わりやすいので出発前に下記問い合わせ先へ確認を。