『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。

こどもと撮る鉄道写真 家族で行きたい列車旅

根室本線尺別~音別駅間

太平洋をバックに走る根室本線の列車の撮影地。海をバックにした写真は、午後の上り列車が順光になる。

【アクセス】音別駅前の国道を尺別方向に歩く。左手に「火葬場」の看板が見えたら、左折してこの道に進む。道なりに歩き丘の上へと進めば撮影地だ。駅から徒歩30分。

富良野線 上富良野~西中駅間

雄大な十勝岳を富良野線を行く列車の撮影地。夏季のトロッコ列車も運転時は最高の被写体となる。午後が順光だ。

【アクセス】西中駅から線路の西側の道路を上富良野方向に歩いていくと、10分ほどで線路の後方に十勝岳が広がる。ここが撮影地だ。車窓で旅する日本列島 vol.9 富良野線の記事はこちら!

日高本線
節婦~新冠(にいかっぷ)駅間

太平洋に沿って走る日高本線。波打ち際を走る風景が撮影できるポイント。午前中が順光。

【アクセス】新冠駅から節婦方向に歩くと海岸沿いを走る日高本線が見えてくる。ここが撮影地で、駅から5分ぐらいで行ける。野田隆の乗りテツ紀行 Vol.1 日高本線の記事はこちら!

室蘭本線
長和~有珠(うす)駅間

太平洋をバックに走る室蘭本線の撮影地で、海の先には駒ケ岳の姿も見られる。早朝が順光、夕方が半逆光となる。順光での撮影も良いが、夕方の光は車両を照らし出してくれる。

【アクセス】長和駅から国道に進み、道なりに坂道を登っていくと眼下に線路が見える。ここでも撮影可能だが、さらに高い位置からの撮影は、坂道の先にある未舗装の道へ進むと到達する。駅から20分ほどだ。

函館本線
仁山(にやま)~大沼駅間

美しい小沼の湖と駒ケ岳を背景に撮影できる撮影地。午後の上り列車が順光で撮影できる。

【アクセス】大沼駅前の道を仁山方向に歩いていくと、やがて道路が線路をまたぐ。この場所が撮影地で駅から30分ほどで歩ける。青春18きっぷの旅 Vol.3 函館本線の記事はこちら!

奥羽本線 川部~北常盤駅間

岩木山を背景に撮る撮影地で、午前中が順光となるため「あけぼの」や「日本海」などのブルートレインが狙い目だ。

【アクセス】川部駅から北常盤方向に線路沿いの農道を歩いていくと20分ほどで踏切が見えてくる。この踏切周辺が撮影地だ。

羽越本線 本楯(もとたて)~南鳥海駅間

鳥海山と列車の撮影地で、線路の周囲が開けた田園となっているため、自由にアングルが決められる。午後の上り列車が順光だ。

【アクセス】本楯駅前の道を進み最初の交差点を左折、踏切を渡り線路沿いの農道へ右折すると撮影地に到着する。徒歩15分ほどだ。

田沢湖線
小岩井~雫石駅間

岩手山をバックに、秋田新幹線「こまち」を撮影するポイントで、午前中の下り列車が順光となる。

【アクセス】雫石駅から駅前の道を小岩井方向に進み、突き当りを右折。左手に下町バス停が見えたら左折すると線路をまたぐ陸橋に到達する。撮影地はこの陸橋の小岩井方で、駅から徒歩25分ほどだ。

東海道本線
早川~根府川(ねぶかわ)駅間

相模湾を背景に走る東海道本線の撮影地で、昔から名撮影地として知られてきた。午後の下り列車が順光となる。

【アクセス】早川駅から国道を根府川方向に進む。高速道路からの道と合流したら右折して石橋の集落に進む。線路の下をくぐり、南側斜面の農道へ進めば撮影地に到着だ。駅から40分ほどかかる。

中央本線
新府~穴山駅間

八ヶ岳を背景にした中央本線の撮影地で、4月中旬~下旬にかけては、一面桃の花に覆われる桃源郷でもある。

【アクセス】新府駅から右手の農道へと進めばすぐに撮影地だ。

御殿場線 山北~谷峨(やが)駅間

桜並木の中を行く列車の撮影地。4月上旬の桜の時期限定の撮影地だが、新緑や紅葉、雪景色も捨てがたい魅力がある。掘割の中を列車が走るので、昼前後の光線がベストだ。

【アクセス】山北駅から谷峨方面に線路沿いの道を歩けば10分ほどで到達する。 御殿場線 谷峨駅から徒歩20分の鉄道遺跡「御殿場線第二酒匂川橋梁」の記事はこちら!

東海道新幹線 三島~新富士駅間

日本を代表する新幹線と日本一の富士山を絡めた写真を撮影できる場所で、鉄道撮影の名所でもある。

【アクセス】岳南(がくなん)鉄道の須津(すど)駅から駅前の道を新幹線の線路方向に進み、新幹線の下をくぐれば背後に新幹線と富士山が見渡せる。駅から15分ほど。

飯田線
湯谷(ゆや)温泉~三河槙原駅間

宇連(うれ)川の渓谷に沿って走る飯田線の撮影地。午前中の下り列車が順光となるが、山間のため早朝は日が当たらない。

【アクセス】三河槙原駅前の道を湯谷温泉方向に歩く。道が坂道となりトンネルをくぐって坂道を下ると左手に踏切が見える。この踏切を渡った宇連川の橋の上が撮影地で、駅から徒歩10分ぐらいかかる。車窓で旅する日本列島 vol.8 飯田線の記事はこちら!

高山本線
飛騨小坂(おさか)~渚駅間

飛騨川の渓谷を走る高山本線の撮影地で、新緑の頃や紅葉の時期が特に美しい。山間のため、早朝や夕方は日が当たらない。

【アクセス】撮影地へは、飛騨小坂から国道41号線を歩くと1時間ぐらいかかるため、国道を走る濃飛バスの利用が便利。高山行に乗り松尾バス停で下車、飛騨小坂方へ5分ほど戻れば撮影ポイントに到達する。バスは1~2時間に1本程度の運転本数だ。車窓で旅する日本列島 vol.2 高山本線の記事はこちら! 名駅舎コレクション part.2 「飛騨小坂駅」の記事はこちら!

紀勢本線
徳和~多気(たき)駅間

櫛田川を渡る紀勢本線の特急「南紀」や参宮線に直通する快速「みえ」などが撮影できる。光線状態は、鉄橋の左右で終日下り列車が順光になる。

【アクセス】多気駅前の道を徳和方向に歩き、踏切を渡って農道を鉄橋方向に進めば10分ほどで到着する。 野田隆の乗りテツ紀行 Vol.3 関西本線・紀勢本線・参宮線の記事はこちら!

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